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不整脈の鍼治療 原因と治療

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の心臓病治療についてお話いたします。

心臓疾患 原因と治療  心虚について

 東洋医学では心臓がっ弱たことを「心虚」と呼びます。

東洋医学では臓器を主君と家来の関係にたとえ、心臓は君主とされています。

君主の心臓がが悪くなったら、人間は死んでしまうのだから、心臓は治療をしてはならない臓器とされてきました。

では弱った心臓を治療せざるを得ないときはどうするかと言うと、心臓と拮抗する臓器を治療して治すことが行われてきました。

いわば遠回りの治療法です。

私が心臓の治療法を開発してみると、心虚の治療はなぜ禁止され続けてきたことが良く理解できます。

心臓が弱るのは様々な状況で負荷をかけられた心臓は、4つある部屋のバランス力関係が崩れてしまうのです。

身体を巡って帰ってきた血液は最初に右心房にはいります。

この右心房が弱っている場合、異常に働いている場合があります。

右心房から右心室に血液が送られます。

肺の方で何らかのことがあった場合、右心室は強く血液を送らなければならなくなったりします。

肺でガス交換をしたきれいになった血液は、左心房に入り左心室に行ってそこから全身に血液を送り出すことになります。

血管が細くなったりして高血圧状態だと、左心室の負担も大きくなりやがては心室壁が厚くなってしまいます。

いわゆる左室肥大となり押し出す力が弱くなり、左室はまた大きな力を出さざるを得ず、心臓肥大につながることになります。

これを分かりやすく解説すれば、4気筒のエンジンを頭にイメージすればよいのです。

経年変化でエンジンは各部屋にばらつきが出てきます。

シリンダーの磨耗、シリンダーリングの磨耗、シャフトのぐらつきなど、これらがエンジン全体の振動へとつながっていきます。

エンジンならオーバーホールと言う手がありますが、人間ではそのようなことはできません。

では出力がなくなったと言って、燃料を過剰に送り込んだらどうなるのでしょう。

エンジンは耐えられずに大きく振動したり、壊れてしまうかもしれません。

これが「心虚」だと言って心臓の経絡の調整を戒めた、古代中国人の将来の治療家への警鐘であり彼らの叡智だったのです。

このひずみを治せる立場から、このようなことが推測されるようになりました。

心臓が君主だから治療をしてはいけないというのではなく、心臓の経絡すなわち心経を調整することは死に至らせるかもしれない。

無知な治療家が誤って患者を殺さないように、いわば格言のようにした治療の戒めだったのです。

手のひら先生の高麗手指鍼では、心臓のツボを発見し治療します。

4つの部屋の力価、強さ弱さを計測し、全体のバランスが取れるように治療します。

そのことで従来にはできなかった不整脈治療が、より早く治療が出来結果が現れることになりました。