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不整脈の鍼治療 原因と治療

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の心臓病治療についてお話いたします。

心臓病の治療 不整脈の原因

 不整脈はなぜ起こるのでしょうか?

不整脈は心臓に過度の負荷がかかることで起こります。

それはたとえば高血圧になって、常時多くの血液を体に送り出さなければならないとき、心臓には過度の負担がかかります。

肺に異常があってスムーズに血液を送れないと、やはり負担になります。

血液は心臓で送り出さなければなりませんが、それが戻ってくるのは足の筋肉の収縮弛緩のポンプ作用と、腸の動きで帰ってきます。

足をあまり動かさないと血流は悪くなります。

運動の問題はそれ程ではないと思いますが、腸の動きの悪さによって腹圧が上がったりするのは、血流も悪くなり血圧そのものも高くなります。

そもそも血圧の80パーセントは本態性高血圧と言われ、原因不明の高血圧です。

私の治療経験から考え検証すると、これも心臓と腎臓の機能障害からくることが多いのです。

西洋医学では血液検査で異常がなければ、その臓器は正常とされます。

しかし東洋医学からの検査で診断すれば、やはり機能低下または亢進が読み取れ、それが高血圧の原因になっています。

塩分の取りすぎを高血圧の原因として悪者にしますが、腎臓が正常に働いていればこのことは問題にはならないのです。

そのような状況で高血圧が続くことで、心臓の各部分に過度の負荷がかかると、各部屋を規則正しくコントロールする信号を発信する、洞結節のメカニズムがくるってしまいます。

これで不整脈が起こってしまいます。

近年不整脈を消すために、この洞結節を調整する方法が取られているそうです。

コンピューターで異常な信号を発している洞結節を、カテーテルを入れてレーザーで焼き切ってしまうそうです。

バランスは取れるようですが、原因を取り除かなければ同じことが早晩起こるはずで、その時はまた同じことができるかと言うと、どうもそうではないらしいのです。

一度焼き切ってしまえば再生は難しいので、どこまでも同じことはできないということでしょう。

現実には病院では不整脈は重篤でなければ治療はしません。

薬で当座は抑えられても、飲み続けると重篤な心臓疾患になってしまうようなのです。

ですから医師は不整脈があっても、「不整脈は悪いものと、心配ないものがある。あなたのは良い不整脈だから心配ないですよ」と言われたりします。

緊急の場合は西洋医学では手術と言う手がありますが、基本は東洋医学の「心虚」と同じで治療しないということです。

心臓以外の臓器や原因を取り除く方法をとります。

心臓はそれだけ治療が難しい臓器なのです。