不整脈の鍼治療 原因と治療

手のひら先生のリウマチ相談室を運営する筆者が、高麗手指鍼の心臓病治療についてお話いたします。

心臓病の鍼治療 心房細動と脳梗塞

 私が治療に参考としている、中外医学社刊「臨床神経科学 Clinical Neuroscience」2012年12月号の記事です。

「心原性脳塞栓症と心房細動」というトピックがありました。

心原性というのは心臓が原因ということです。

塞栓というのは栓をしてふさぐということです。

脳梗塞の原因の一つに数えられます。

おの1239ページにこのような記述があります。

「心原性脳塞栓症(CE)は心臓由来の栓子に起因する脳塞栓症であり、脳梗塞の臨床病型の中では最も重篤で、且つ予後不良である。」

この脳梗塞は広範囲になりやすいということで重篤な疾患になるのですが、まだ理解不足がなこれがそうなるのかは分かりません。

しかし心房細動が恐ろしい疾患であることは理解できます。

塞栓の元は血液中の様々なもの、コレステロールや血液の凝固したものであると理解しています。

それが心臓の壁に付着してある時突然はがれて脳に飛んでゆくと説明を震える聞いたことがあります。

なぜそのような凝固因子ができるのかと言えば、血液がスムーズに流れないことで起きるとされていました。

つまり大きな原因の一つに心臓の動きがあるということです。

ながれを阻害する最大の原因は、不整脈と言われる不規則な心臓の動きよりも、計測できな程の心臓が小刻みに振動してしまう、心房細動の方が影響は大きいということでしょう。

心房細動の原因として、高血圧心不全甲状腺機能亢進メタボリックシンドロームアルコールカフェインの取りすぎなどが挙げられている。

また基礎疾患からの影響以外では交感神経や迷走神経の影響が挙げられています。

しかし心房細動の決定的治療法はないようなのです。

以前書いた「心虚」のように、心臓そのものを治療するよりその周囲の関連するものを、間接的に調整していくのが西洋医学的にも主流の治療法なのでしょう。

私の心臓の調整法ではまだ心房細動について直接治療したことはありません。

いま皮膚疾患で過去に心房細動を経験した患者を見ています。

この患者さんはいまは何ら症状が出ていないので鍼の効果は分かりませんが、一定の治療後に心臓のバランスを計測して判断したいと思います。